上の写真は ED76 1000番台(TOMIX製)
ED76 0番台は1965年に誕生した国鉄の交流電気機関車で、交流電気機関車の事実上の標準形式となったED75形の仕様を基に、客車暖房用の蒸気発生装置 (SG) を搭載するため車体長を延長し、重量増への対処と軸重軽減のために中間台車を設けた構成である。
0番台は九州仕様車として94両が活躍し、かつ製造途中の9号機から中間台車に軸重可変機能を装備する。中間台車の空気ばねの空気圧力を調整することで動輪の軸重を14 tから16.8 tまで4段階に変化させ、軸重制限のあるローカル線でも走行できるようにし、貨物列車、普通旅客列車からブルートレイン牽引まで九州全土で活躍。