南宮崎駅 (2017/8/12 撮影)
713系電車は、国鉄が設計・製造した交流近郊形電車で1983年に試作車(900番台)4編成8両が東急車輛製造と日立製作所で新製され、長崎本線・佐世保線で運用を開始しました。本形式の量産化前に581・583系の余剰車両を近郊形に改造した715系の導入に変更となり、本系列は結果的に試作車が製造されたのみで量産はされませんでした。
当初からローカル輸送用として設計されたため輸送需要を考慮して制御電動車クモハ713形と制御付随車クハ712形のMT比1M1Tユニットを組みますが、1M2Tでの運用も可能な設計となっています。
塗装は新製時クリーム色1号に緑色14号帯、1986年頃に緑帯から青帯へ変更し「九州色」となりましたが、1996年の宮崎空港線開業に合わせて赤色ベースの塗色「サンシャイン宮崎色」へ変更されました。
座席は登場時はセミクロスシート、サンシャイン宮崎からは485系廃車発生品の回転リクライニングシートです。
2008年頃に900番台から0番台に改番されています。
現在、Lk2、Lk4編成が運用に入っており、Lk1、Lk3編成は休車となっています。
セットAしか発表がありませんがあとは何でしょうねぇ~
(パターン的には、あとはBとCですかねー?)