海水から基準濃度の1250倍放射性物質 福島第一原発

 東京電力は26日、福島第一原子力発電所近くで25日朝に採取した海水から、最大で安全基準の1250.8倍にあたる濃度の放射性物質が検出された、と発表した。

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経済産業省原子力安全・保安院によると、仮にこの濃度の水を500ミリリットル飲むと、一般人の年間限度にあたる1ミリシーベルト程度を被曝(ひばく)するが、ヨウ素131は放射線量が半分になる半減期が8日と短い。30キロ離れた場所での数値に変化は確認されていないという。
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なんで、絶対値じゃなくて~倍、という相対値で発表するんだろ?
安全基準、っていうのは、安全を保障するのに、マージンを乗っけてるわけだし。
相対値にするのは、単に情報をあいまいにしてるだけ…。

ここでも、出た。
「仮にこの濃度の水を500ミリリットル飲むと」
って表現。海水の濃度の話なのに、なんで、水を飲む、と仮定するのか理解できない。
読売新聞といい、朝日新聞といい、新聞記者って人たちは、海水を平気で500ML飲めるのか・・・?
(びっくり人間!的なTV番組に出てほしいものである)

たぶん、これを食物連鎖の魚などに置き換えると、数字が小さくなるので、ショッキングな記事が書けないのであえてありえない仮定を持ち出しているとしか思えない。だから最近のマスコミは信用できないんだよな・・・

たとえ話をするなら、もう少し、現実味のある仮定をしてほしいですね。