TOMIX 485-1000系 レストア計画 T05-1

485-1000系といっても最近の製品(A1,A2編成)ではありません。
元ネタは、以前「ケースの交換」というお題で登場した、TOMIX 92001 の「あの」電車で、これのレストアを考えていきます。
この 92001 というシリーズの最初は、1980年代初頭に出たもののようです。
したがって、この現物も、当時のものだろうと推測されます。
ちなみに、92001というのは、実は2代目の番号で、1代目は 581系月光です。
まずは、最近購入した、JR九州のDo32編成との差分を見てみましょう。

イメージ 1
左がDo32編成。右が、たぶん、ん十年前の 485-1000のクハ481です。
全体のフォルムは、まあ、そんなに悪くはありませんね。
頭のヘッドライトは当然光りません。
Do32編成の 金の特急エンブレム は、個別部品になっていて単に取り付けていないだけですが、右のクハのエンブレムは一体成型でかつ、色がクリーム色のままです。

飾りのヒゲ(というかもともとのデザインは貫通扉のガイド)が、Do32は太いのに対し、この1000番台は細いです。
たぶん、縮小比率でいえば、Do32のほうがオーバースケールだとは思います。
模型のDo32の太さだと実物大は15cmくらいになるのではないかと思います(笑)
しかし、さすがにトップライトの点灯化は難易度高そう・・・

イメージ 2
モハの屋根回り。ここのあたりは、Do32編成の200番台と1000番台との差ですかね。
Do32編成は1パンタ化になっているのでパンタ台が残骸として残されているのが表現されています。
最近の A1,A2編成をネットで調べてみると、それほど、違和感はなさそうでした。

イメージ 3
クーラー周りは問題なさそう・・・
左右の太いケーブルを引き回すパイピング1本、および、角型ベンチレータあたりをきれいにするだけでだいぶ雰囲気変わりそうですね。

イメージ 4
交流パンタのごちゃごちゃしたところも、塗り分けをうまくすれば、結構レストアできそうな雰囲気ありますね。。。

イメージ 5
手前が 485-1000、後ろが Do32編成の動力車。
塗装がバキバキなので、まずは再塗装必須ですね。
そして動力車。当時は車輛丸ごとダイキャストで、窓越しの向こうが見えません。
今回は、中古の 非フライホイール動力車を入手したので、これに置換します。
なお、この動力車もですが、すべての車輛のTN化も必要ですね。


上記に合わせて、以下を個別に調達。

イメージ 6
KATO の サシ48

イメージ 7
TOMIX の 旧サロ481-1000(HGでない)