国鉄12系客車は、国鉄が1969年から1978年にかけて製造した急行形座席客車のグループです。
で。Nゲージの世界でオハ12系といっても色々ありまして…。
一番、年季の入ったものがこれで、紙箱に収納されているTOMIXの初期製品です。
もちろん、レストアするのはこのタイプ(笑)
MADE IN HONGKONG(香港製)です。
ちなみにこの 2503と2504の製品番号、現在は24系25形寝台車の番号になっているようです。
箱から取り出した12系客車。
この時代の車輛の帯は滲んでいたりして気になるところではあります。
TOMIXでは、オハ12-59、スハフ12-57が設定されており、これらは wikipediaによると 量産グループI と言われるものです。
青20号の車体にクリーム10号の細い帯が2本。
この塗装が後に続く14系客車や24系客車に引き継がれていくことになります。
確か、私の記憶では、TOMIXが販売始めた当時、オハフ12(非電源車)の設定はなかったと記憶しています。
左は該当のTOMIX車輛、右はKATOのスハフ12です。
KATO製のは最近の車らしく室内灯/テールライトが灯る仕様ですが、TOMIX製品は当然そんなものありません。時代が時代ですからね。
屋根はこんな感じです。奥がTOMIX、手前がKATOです。
TOMIXの AU13 クーラーがチャチっぽく見えるのは気のせいでしょうか?(^^;
このあたりがレストアのキモかもしれません。
ちなみに、KATOの車番は、スハフ12-151、オハ12-196、オハフ12-38です。
オハ12、オハフ12はTOMIXと同じ量産グループIですが、スハフ12が量産グループIIIとこれだけ違います。
このスハフ12は、最終増備車である149 - 163であり、後位側幌と緩急室窓を、当時量産が開始された50系と共通化し、幌は収納式から外吊の普通形へ、緩急室後方の監視窓は小形縦長に変更されました。
というわけで上塗り塗装(笑)や AU13の置換などでグレードアップしてみたいなと。
ボディの艶出しにもチャレンジしてみたい今日この頃です。。。