Information
新設された際、平(現:いわき)~仙台間の牽引を担ったのが平機関区所属のC62です。
交流電化が進んだ昭和38年(1963)以降は、ヘッドライトが切れた際に交流架線下での
電球交換は危険を伴うため、予備としてシールドビームの副灯が装備されました。
牽引したC62の雄姿をお楽しみいただけます。
Features
・昭和42年(1967)頃の平機関区所属の23号機(川崎車輛製)がプロトタイプ。
・常磐形の特徴である副灯や、カバーなしの逆転機、テンダーの増炭板、
側面ナンバープレート位置が高いキャブ、下部ステーありの煙室扉、
ヘッドマークステー位置が低いシンダ受などを的確に再現。
・23号機の特徴である短い煙突を再現。交換用として、通常タイプの煙突が付属。
・煙室扉上のハンドレールは銀色で再現。
・22号機が冬季に装備していたスノープロウを新規パーツで再現。
交換用として付属。
・走りに定評があるコアレスモーター搭載動力ユニット、もちろんフライホイール
装着でスムーズで安定した走行を実現。
・前部ヘッドライトはもちろん点灯。テンダーのライトはダミー。
・製造銘板:「川崎車輛」 ATS表記:S 全検表記:40-7 郡山工 を印刷済。
・選択式ナンバープレート「19」「22」「23」「24」
ちなみに…
プレート「19」:日立製作所製
落成直後、直接に東北地区に送り込まれ、のちに尾久へ転じて
プレート「22」:川崎車輛製
落成時、糸崎機関区に配置され、翌年、水戸機関区へ移動。
ほぼ東北、常磐線で送った機関車である。1967年に廃車。
急行十和田、みちのく等の牽引履歴あり。
プレート「23」:川崎車輛製
落成時、下関機関区に配置され、「22」同様、翌年水戸機関区に移動。
急行十和田の牽引履歴あり。
1965年に新設された特急「ゆうずる」に優先的に使用された。
常磐線全線電化後は糸崎機関区に移り、1970年まで使用され、同年廃車。
プレート「24」:川崎車輛製
落成時、岡山機関区に配置され、「22」「23」同様、翌年水戸機関区に移動。
おいらせ、みちのくの牽引履歴あり。
1967年に廃車。
Y0-04