Nゲージ 電気部品(鉄道模型関連)

ここ で、「フォトリフレクタ」を使った車両の位置検出の話をしましたが、もう1つの位置検出方法は、

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これはフォトカプラといわれているものです。
こいつは、電流が流れることを検出してON/OFFを検出します。
ポイントは、電流が流れるところと、ON/OFFの電気が完全に分離されていることです。(写真のものは、4回路入っています。)

フォトカプラは安いモノで1回路あたり ¥20 程度であります。(写真の TPL521-1は100円以上です)片方向なら1回路、両方向なら2回路必要です。

TOMIXの信号機(¥4000程度)はこれ相当を使っているといわれています。

青(進行) → 車両が走る → レールに電流が流れる → スイッチON で

 3 → 赤(停止) → 数秒後 →
 灯 → 黄(注意) → 数秒後 →
 式 → 青(進行) →

 4 → 赤(停止) → 数秒後 →
 灯 → 黄(注意) → 数秒後 →
 式 → 黄&青(減速) → 数秒後 →
   → 黄&青点滅(抑速) → 数秒後 →
   → 青(進行) →

といった具合。

もちろん、真面目に信号制御をする場合、「数秒後」の部分は、ちゃんとコントロールする必要があります(笑)

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これは、タイマーIC(NE555P)で、¥30/個程度です。
これを使って、↑のフォトカプラとともに信号機LEDの表示を制御します。
この NE555P を使って、PWM制御Nゲージのパワーコントローラを作ることもできます。

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上の NE555Pと同じピン数ですが、これでも一応マイコン(ATTINY13A-PU)です。プログラムが組めて、なんと¥50/個!

アナログ入力が3個(※)、デジタル入出力が5個(※)、PWMが2個、タイマーが2個ある優れものです。(※リセットもつぶせば、+1個)

自作信号機を作るのに、どっちがいいか悩むところです(笑)

TOMIXの信号機は定価¥4,000前後(売価¥2500あたり?)なので、これらを自作することで、なるだけ安く作ろうという魂胆です。

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そういえば、74LS06。とうの昔に、製造中止と聞いていたのですが、マルツで ¥50程度/個で売ってたので、思わず購入してしまいました(笑)。

この 74LS06、その昔、仕事でよく使っていたのです(笑)←笑うところです!

インバータ回路が入ったICですが、NPNオープンコレクタで、LEDの制御をするのに、良く使ってました。

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ATMEGA328P-PUは、言わずと知れた Arduino に使われている、AVR系マイコンの主力で¥250/個です。

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ATTINY2313 は、(上の)AVR系マイコンと同じ系列です。¥230/1個ほどです。
ATMEGA328P-PU と ¥20 の違いしかないので、利用にあまりメリットがないかもしれません。

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AT90S2313-10PC は、(上の)AVR系マイコンと同じ系列です。
ATTINY2313の前のシリーズで廃品種で、現在は ¥100/1個 ほどです。
ATMEGA328P-PUが ¥250なわけですが、

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これがなんと ¥350/個 程度なのですよ!!!

¥100程度しか差がないのです。自作する気力を失わせる一品です(^^;