昨年、生誕30周年を迎えた「キン肉マン」。
この漫画、“吉野家”がたびたび登場することで広く知られているが、そんなキン肉マンの生誕29(肉)周年となった記念の年に、吉野家でなく“すき屋&なか卯”とコラボしたことで、「"キン肉マンが"吉野家を裏切った」とまことしやかに語られているらしい。
そういった中、作者のゆでたまご先生がツイッターにて「吉野家との確執」を暴露しているとのこと。
----
キン肉マンは作品中になか卯を描いていたらしいのですが、アニメが始まるときに吉野家が東映さんにキン肉マンの食べてる牛丼を "吉野家にしてくれないか" と打診があり、当時のプロテューサーがOKした、とのこと。(ちなみに、その時、吉野家は倒産していた。)
そのようないきさつもあって、毎週キン肉マンが美味しそうに食べる牛丼のおかげで、子供たちが押し寄せるようになり吉野家は倒産から再建に成功した、というものです。
キン肉マンの番組が一方的にタダで宣伝再建したようなもの。
で、その結果、作者であるゆでたまご先生に吉野家がしてくれたのは、バブルのときに赤坂にあった高級牛丼のタダ券三枚をくれたのと『永久で吉野家でタダ゙で食えるふれこみだったどんぶり&湯飲みセット』。
ただ、このタダどんぶりは、後日、トリビアの泉で、「タダで食べさせてもらえなかった」というオチ。
そしてキン肉マンが29周年を迎えたときに、集英社がお祝いの一環として吉野家に「なにかお祝いをしませんか?今こそ恩返しするチャンスです」と振っては見たモノの、なんと吉野家は「いや私どもはやる気はありません」と…。(@_@)
そこに手を挙げたのが、すき家さんで「なか卯とうちは業務提携してます。ぜひともお祝いさせてください」。
トリビアの泉の撮影時も店員はゆでたまご先生が来るのは知っていて、かつ、あの周りの客もみんな吉野家の社員だったということです。
つまり、みんなしてゆでたまご先生がタダで食べられないところを見ていたそうです。
恩を仇で返す、とはこのことですね。
ゆでたまご嶋田 さんの Twitter より…
(上記、文章は改変しています。原文は Twitter を参照のこと)
----
というわけで、トンデモな会社ですね、吉野家って・・・・。
もう、行かね・・・あそこには。