加悦 キハ10/キハ101/キハユニ51(R2-22-5)

2020/3/23(月)

加悦SL広場へ2!


キハ1018(製造会社:帝国車輌株式会社 1956年2月製造)

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国鉄キハ10系気動車は、日本国有鉄道が1953年に開発した一般用の気動車のグループです。1957年までに728両が製造され、日本全国で使用されました。1980年に加悦鉄道に譲渡後、加悦鉄道で最後まで走りつづけました。

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キハ10形は、便所なし両運転台車で、1955年から1957年にかけて70両が製造され、北海道を除く日本各地で使用されました。定員は92人(座席76人、立席16人)。

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両運転台車で便所が無く短距離路線での使い勝手がよいことから地方私鉄への譲渡も多く、7両を譲受した水島臨海鉄道を筆頭に、南部縦貫鉄道(1両)、鹿島臨海鉄道(2両)、筑波鉄道(1両)、加悦鉄道(1両)の計12両が譲渡されました。


キハ101(製造会社:日本車輌株式会社 1936年11月製造) 与謝野町文化財指定車輛

1936年に加悦鉄道10周年を記念して新造した自社発注のガソリンカーで、第2次世界大戦中は木炭を燃料にしたこともあるようです。1968年にディーゼルエンジン化されました。 

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前後に荷物台を持つ半鋼製片ボギー車で貴重な三軸車。

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左手前が1軸、右奥が2軸のボギーの珍しい足回りです。

2004年4月、動態化復元に成功しています。


キハユニ51(製造会社:日本車輌株式会社 1936年10月製造) 与謝野町文化財指定車輛

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キハ101同様の荷物台付き。

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芸備鉄道(1937年に国鉄が買収)発注の40900形キハユニ18です。その後戦時買収で鉄道省キハユニ40921となりました。

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1952年に舟木鉄道(1961年廃止)へ払下げられキハニ51となりました。1962年に譲受、改造後キハ51。廃線の1985年まで稼動。

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客室と奥は郵便・貨物室

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1994年キハユニ51に修復。

荷物室撤去時は定員109名を誇り、キハ08導入まで主力車でキハ08導入後もキハ10導入までは時々使用されました。