6/28 (金) 小樽市総合博物館 (野外2)
ED76 509
1968年から1969年にかけて22両が製造されました。
ED75 501の試作、試用結果を基に、列車暖房用に蒸気発生装置 (SG) を搭載した量産機です。九州向けの 0番台とは、大容量 SG 搭載に伴う水と灯油タンクの大型化・下枠交差型パンタグラフの装備・特別高圧機器のない屋根上・前面の貫通扉などが異なります。貫通扉からわかる通り、重量貨物列車運用を考慮した重連総括制御が採用されています。
1994年までに514号機を除くすべてが廃車され、514号機から青函トンネル向けに改造された551号機も 2001年に廃車されました。
スユニ50 501 塗り直し中!!!
スユニ60形などの旧形郵便・荷物合造車を置換えるため計画された郵便荷物合造車です。車体は完全に新製ですが、TR47形台車、自動連結器一式を廃車となったスハ43形やスハネ16形などから流用したことから、名義上は新製ではなく種車からの改造扱いです。技術力の維持と向上を目的にすべて国鉄工場で改造施工されました。
なお、JR東日本盛岡車両センター1両(2018番)の1両が救援車代用として配置されています。(最近まで、JR北海道でも配置されていましたが、昨年廃車されてしまいました)
別の角度から・・・ 今にも走り出しそうですね~
ED76は、D型ながらF型の装いですね!
オハ36 125
オハ36は、オハ35系客車の一員です。
スハ42形に更新修繕を施工して自重が軽くなり重量等級が変更された車両で、施工内容は側窓枠のアルミサッシ化、室内灯の蛍光灯化、天井に扇風機を設置、出入台開戸は10系客車に採用された窓付き開戸に交換された。
マニ30 2012 車体写真喪失(^^;
荷物客車(日本銀行券輸送用) いわゆる 現金輸送車。
2003年の日銀券鉄道輸送終了に伴い用途がなくなり、2004年までに全てが除籍されました。輸送品目の性質上、本車の運用や存在は公開されることや鉄道雑誌で取り扱われることはなく、国鉄在籍車両の一覧である「輛数表」にも掲載されませんでした。
2007~2012号機は、車両番号はオハ35形後期形に類似の2006号機からの続番ですが、車体形状は50系客車に準じた構造に一新され、外観は2006号機までと全く異なります。
車内は、荷物室・警備員添乗室・荷物室・車掌室が配置されています。
オハフ33 364
オハ35形と対をなす三等緩急車です。本364号車は、1947年と1948年に製造されたグループであり、車体構造は車端絞りのない折妻で戦後型に分類されます。
本364号車は、老朽化のためか、屋根がふき替えられており、ベンチレータがありません。
まだまだ続く・・・