すべての日本人へ「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」

(略)

サッカー界も大きな被害を受けた。鹿島アントラーズは無期限での活動休止を決め、
Jリーグ再開の目処は立たず、3月に予定されていた代表戦2試合も中止となった。
サッカー協会は29日に日本代表とJリーグ選抜によるチャリティマッチを行うことを発表した。

僕はこのチャリティマッチ開催に賛成だ。「こんなときにサッカーなんて不謹慎だ」
「サッカーをすることが被災者のためになるのか」という声も聞かれるけれど、
サッカー人として、そして一人の社会人としての僕の考えをちょっと聞いてほしい。

今、日本に何が必要か。被災地への義援金、節電、物資の救援。
やらなければならないことは山ほどある。一方で、この国の経済活動をきちんと
回すこともしなければならない。

経済活動、つまり血の流れを止めてしまうと、本当に日本が沈没してしまうかもしれない。
だから、元気な人は、行動するべきだ。それぞれの立場で、どんどん働くべきだ。
停電で3時間しか働けないなら、3時間だけでも働けばいいじゃないか。働けない人たちの
分まで仕事を増やすのだ。使えない人の分までお金を使うのだ。 いっぱい仕事をして、
いっぱいお金を生んで、飲みに行って、お金を落として、税金を納めて、どんどん経済を
回すべきだと思う。

自粛とは、休むことと同意だよ。元気な人が休んだところで、被災者にとって何の役にも
立たない。ニュースを見て心を痛めるのは理解できる。でも、ニュースを見て
心を痛めることが復興につながるのかな。

残念ながら、(被災者でない)君がいくら涙を流したところで被災者は救えない。
社会活動に貢献すること
こそが、被災地を助けることになるのだと思う。

(略)

1人負傷者が出たからといって、勝負を諦めるのか? 10人でも勝利を目指して
戦い続ける、倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ。

悲しみを超えて、みんなで立ち上がろう。(了)

元ネタ

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全くその通りだと思う・・・不謹慎!といって、自制してしても始まらない・・・