2020/9/28(月)
日も暮れてきて、ちょっと暗めの河口湖駅 駅舎
河口湖駅前に、富士山麓電気鉄道モ1形電車が展示されています。
このモ1形電車は、富士急行の前身である富士山麓電気鉄道が1929年開業に合わせて日本車輌製造で新造した電車です。新造当初はパンタグラフを2個搭載していました。
全長15m、前面非貫通の両運転台の電動車で開業後に形式記号がモからモハに変更されています。
1952~1953年に、従来の車体を廃棄し、日本車輌製造で17m級の新造車体に載せ替えられ、モハ500形となりました。このときの旧車体が上田丸子電鉄へ譲渡されましたが1983年に廃車された後、富士急行が引き取り、創業60周年記念企画として製造時の姿に復元した上でこの地に静態保存されることになりました。
モ1形直系の新造車体は1977年に廃車され、旧車体のものがモ1形となっているのは・・・これは「テセウスの船」パラドックスですね(笑)
※テセウスの船のほかの例:8620形蒸気機関車58654号機、EF81形電気機関車90号機
JR東海の371系が2015年に富士急行へ譲渡され「8500系」の形式名で翌年から「富士山ビュー特急」用として運行を開始しました。371系電車は7両固定編成×1編成のみが製造されましたが富士急行「8500系」はで3輛編成に短縮されました。なお、1991年にグッドデザイン商品に選ばれました。
6000系 元ケヨ26か?
富士急行1200形 (初代)マッターホルン号 富士登山電車
京王帝都電鉄5000系からの改造車両です。
富士急行 1200形 リバイバルカラー第2弾 京王5000系塗装
京王帝都電鉄5000系からの改造車両です。
富士急行では モハ1001 ですが、京王塗装にするにあたり京王デハ5113を名乗っています。