GM 210 西武101系中間車

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GM 210 西武101系中間車

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 昭和44年秩父新線の開業を控えて新製された西武初の新性能車。外観的には従来の701、801系と大差ありませんが、ブレーキ装置の近代化、全車への空気バネ台車の採用等性能的には見るべきものが多く、この系列の登場によって西武の電車は質の点に於いても他の大手私鉄と肩を並べられる様になったのです。昭和47年製以降のものは冷房付きとなり、又、昭和54年度の増備車からは正面のデザインが大きくかわって、ちょっと他に例を見ない個性的なスタイルとなりました。一時は新宿線およびその傍系支線にまで幅広く進出したのですが、現在では新宿線主力の座を4扉の2000系に譲り、専ら池袋線秩父線、及びその傍系支線の主力として2連、4連、6連の基本編成を巧みに組み合わせて使用されています(他系列との併結は不可)
 101系登場以来10年、西武の電車は質的に大変身を遂げ、もはやかつての国電王国の面影はどこにも見当たらず、ツリカケモーターの音を聞くと事さえ稀になってしまいました。昭和55年度の私鉄冷房化率全国一と云うから驚くほかありません。

(文章は販売当時のもの)

文章は、No.209と同じです。








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