EV-E801系 と JR九州

先月の11/20に、JR東日本から、
「新たに交流電化区間と非電化区間を走行できる新型交流蓄電池電車「EV-E801系」の2両1編成を男鹿線に導入いたします。この車両は、九州旅客鉄道株式会社が投入を進めている「架線式蓄電池電車」をベースに、耐寒耐雪対応等のカスタマイズを行うものであり、性能評価や技術的検証を行った後、男鹿線に導入する予定です。」
とのプレスリリースがあったのは皆様もご存知の通りかと思います。
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このEV-E801系は、JR九州が丁度1年前の 2014年11月に
JR九州では、これまで電化されていない(非電化)区間を走行する気動車に替わる次世代の車両として蓄電池で駆動する車両の開発に取組んできましたが、実用化に向け、量産車両の製作に着手します。平成28年秋から若松線に大容量蓄電池を搭載した架線式蓄電池電車7編成(14両)を順次導入する予定です。当社としては初めての営業線への導入となり、交流電化区間で充電する蓄電池電車では日本で初めてとなります。」
プレスリリースしており、JR九州の営業運転開始時期
平成28年:1編成2両を先行導入
平成29年春:6編成12両を追加導入
と発表されています。

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写真は817系改造試作車の走行試験風景


一方、JR東日本は、営業開始時期を2017年(平成29年予定、としていることから、JR東日本EV-E801系は、JR九州の前年秋の先行導入の結果を取り込んでの導入になることは想像に難しくない話しです。

さて、ここからが本題!

プレスリリース通りに読むと、JR九州が先行して営業運転を開始するのに対して、当然JR東日本はその結果のフィードバックを得て営業運転を開始するわけです。
後だしのJR東日本は EV-E801系 と公言しているのに対し、JR九州はまだ型式を公言していませんね。ここ、気になるところですよね。
JR九州も、JR東日本に習い、EV-***系と名付けるのか?
そしてその際に、(E7/W7のように)EV-K*** or EV-Q***とつけるのか?
ネを復活させたJR九州のことだから、""を名乗り続けるのか?
はたまた、モータもあるから、キクモハなんて4文字になるのか?などなど、
JR九州の車両はいつも目が離せませんね!!!


415系を譲渡する仲のJR東日本JR九州、中々ウレシイ話しでした。
(一方、JR東海は一匹狼っぽいですね(^^; )