Arduino で Arduino を複製する
この記事は、ここ を参考にさせて頂きました。
ここ の記事では、ARDUINO 1.6.3 を使っています。
この記事は、ARDUINO 1.6.4 を使った記事です。
準備するものは、
・Arduino Uno ボード
・optifix.zip
・ブレッドボード&ジャンパーケーブル少々
① ファイルの修正の準備
ダウンロードした optifix.zip ファイルを適当なフォルダーに展開します。
もし、エディタを持っているならば、行表示をしましょう。
持っていなければ、ArduinoIDEで読み込んでもOKです。
ArduinoIDE の設定を変えて、行表示をしましょう。
ファイル>環境設定>
[レ] 行表示の
なぜか、行表示"の" となってますが、こいつにチェック [レ]を入れると、
テキスト表示の左端に行が表示されます。
② ファイルの修正
optiLoadrer.h ファイル
◆1行目
#include <WProgram.h>
↓
#include <Arduino.h>
◆19行目
extern image_t PROGMEM image_328;
↓
extern const PROGMEM image_t image_328;
◆73, 74行目
image_t *images = {
&image_328, 0
↓
image_t *images = {
const_cast<image_t*>(&image_328), 0
◆572行目
image_t PROGMEM image_328 = {
↓
const PROGMEM image_t image_328 = {
③ 配線
5V(電源)を除き、接続します。5Vは別のタイミングで接続します。
1. ArduinoUnoボードの DIGITAL "10" 書き込む ATMEGA328P-PU の1ピンへ
2. ArduinoUnoボードの DIGITAL "11" を 書き込む ATMEGA328P-PU の17ピンへ
3. ArduinoUnoボードの DIGITAL "12" を 書き込む ATMEGA328P-PU の18ピンへ
4. ArduinoUnoボードの DIGITAL "13" を 書き込む ATMEGA328P-PU の19ピンへ
5. ArduinoUnoボードの POWER "GND" を 書き込む ATMEGA328P-PU の8ピンへ
6. ArduinoUnoボードの POWER "GND" を 書き込む ATMEGA328P-PU の22ピンへ
ちなみに DIP の ICピンの見方は、上から見て
28...........~........15
________________
| |
⊃ |
|o_______________|
1.............~........14
です。
※左下の○ポチから左回りで、1ピンから番号が振られてます。
④ PC接続
③の6本が接続できたら、ArduinoUnoボードをPCに接続します。
⑤ シリアルモニタ準備
ツール>シリアルモニタ
で、シリアルモニタを開きます。
シリアルモニタの通信速度を 19200bps に設定します。
※ 通信速度の変更は ここ の ④-3 を参考にしてください。
⑥ Arduino ボードに書き込む
②で修正したファイルを Arduino Unoボードに書き込みます。
⑦ シリアルモニタを覗く
| Reading signature: Bad value: 0
| (no target attached?)
|
| Type 'G' or hit RESET for next chip
と表示されてたら準備OKです。
⑧ 5Vを接続
ここで 5Vを接続します。
5V端子は1つしかないので、ブレッドボードに一旦接続して、
そこから、7ピンと20ピンに供給するようにしておき、
1刺しで2つのピンに供給できるようにしておきましょう。
1. ArduinoUnoボードの POWER "5V" を 書き込む ATMEGA328P-PU の7ピンへ
2. ArduinoUnoボードの POWER "5V" を 書き込む ATMEGA328P-PU の20ピンへ
⑨ "G" の送信
大文字の "G" をシリアルモニタの入力ウインドウに入力し[送信]ボタンを押します。
イロイロ表示されて、
| Lock: F FFE000
|
| Type 'G' or hit RESET for next chip
と表示されたら完成です。
ちなみに、もう一度 "G" をやってもNGです。
一回っきりの一発勝負!です。祈りながら "G" & [送信] を行ってください。
⑩ USBケーブルを引っこ抜く
⑨で書き込み完了しているはずですので、USBケーブルを外して、
ArduinoUnoボード&新ATMEGA328P-PUの全ての電源を落とします。
⑪ お試し
ArduinoUnoボードの ATMEGA328P-PUを抜きます。
精密ドライバのマイナスドライバなどで、左右から少しずつ持ち上げて
ICを引っこ抜きます。
________________
| |
→⊃ |←
|o_______________|
ドライバを差し込んで、少しずつテコの原理で持ち上げます。
新しい ATMEGA328P-PUを差し込みます。
新しいICは、足が開き気味なので、さす前にテーブルなどを使って
全ての足を揃えて内側に曲げます。
この曲げがオカシイと、ICソケットに刺したときに、
刺さらずに足がグニャリと曲がってしまいます。
そんなときは、あせらずに抜いて、足を伸ばしましょう(^^;
グニャリとしてしまった足は何度もグニャグニャすると
金属疲労で折れてしまいますので、なるだけ使わないように、
永久刺しで使ってください(^_^;
テストプログラムで arduinoボード上の LED が Blink すれば
確認完了です。→ これ を参考にどうぞ。