青島(宮崎) ぐるっと九州きっぷ(R3-013-20)

8/15(金)

〇 青島


青島!
青島と青島海岸とは弥生橋によって結ばれている。


鬼の洗濯岩


鬼の洗濯岩は、砂岩と泥岩が交互に重なった地層からなる山が沈降して海に浸かり、波に侵食された後にわずかに隆起することで「隆起波食台」と呼ばれる地形が形成された。規則的に重なった地層が緩やかな傾斜をなしているため階段状に侵食されており、巨大な洗濯板のように見えることから「鬼の洗濯板(岩)」と呼ばれる。
珍しい地形であることから日本国の天然記念物に指定されている。


宮崎県南部海岸には南西から北東に向かって黒潮が、同北部海岸には北から南へ沿岸流が流れており、これらの潮流によって貝殻の破片などが集められ隆起波食台上に堆積することで島(青島)が形成された。


青島神社の石碑、案内板。


「青島亜熱帯性植物群落」
島では200種類以上の植物が確認されており、そのうち熱帯性及び亜熱帯性の植物が27種あり、北半球最北の亜熱帯植物群落である。中でもビロウの大群落は貴重であることから国の特別天然記念物に指定されている。

「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」
鬼の洗濯岩と青島は珍しい地形であることからとして国の天然記念物に指定されている。


山幸彦と海幸彦は『記紀』において、天孫族と隼人族との闘争を神話化したもの。主に「海幸山幸(うみさちやまさち)」と呼ばれる
なお、この神話は日本書紀を編纂した天武天皇が設定したとする説がある。
また仙郷滞留説話・神婚説話・浦島太郎の話の元になっているとされる。こうした話は、日本各地に「海彦と山彦」として伝えられている。

宮崎は「海幸彦・山幸彦」伝説の重要な舞台であり、山幸彦を主祭神とする青島神社(山幸彦と豊玉姫を祀る)と、海幸彦を主祭神とする全国で唯一の潮嶽神社(日南市)があります。これらの神社では、山幸彦の物語にちなんだ縁結びや海の安全といったご利益が期待できます。